2007年06月19日

『とてつもない日本』

読んでしまいました。

『とてつもない日本』
新潮新書 麻生太郎著。

だって本の帯がいいんですよ。
”日本の底力はまだまだ凄い”。

人口減少、地球温暖化、凶悪事件の低年齢化、
企業の不祥事、行政の談合・・・。
ニュース番組ですから、ほのぼのした話題ばかりというわけにはいきませんけど、
それでも、ため息をつくような事件をお伝えすることが多い昨今。

そんな中で、外務大臣の麻生さんがどんな「とてつもなさ」「底力」を語ってくださるのか。
興味がでて手にとってしまいました。

さて、読後の感想ですが。
まず「読みやすい」です。
一文が短く、言い切り型。合理的。
体験をベースに、比喩もうまく挿入されていて、
難しい言葉や専門用語が出てくると何度も読み返してしまうような私でも、
3時間ほどであとがきに到達したしました。

そして、「日本ってまだまだ底力があるなあ」と確かに思えました。
「とてつもない良さ」がまさに底に沈んでいるだけで、あるじゃないかと、
まあ有り体に言ってしまいますと、ポジティブに捉える心地になりました。

安倍晋三首相の著書
『美しい国へ』文春新書
も拝読しましたが、
すご~くカラーが違って、
(性格の違いというか提言の違いというかトピックスの選び方の違いというか)
一市民として、あわせて読むとおもしろいなあと思えました。

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この記事へのコメント
この本は読んではいませんが、日本の技術は捨てたもんじゃありません。
世界でも珍しい何百年も続く老舗は日本だけで、それが底上げの原動力ですね。
素材技術でも冠たる国ですし、かの巨大鉄鋼メーカーのミッタルも日本の技術が欲しくて虎視淡々の状況。
半導体もしかり、液晶の素材でもサムソンも日本に依存しないと製品化が出来ないですから、歯噛みしている。
アメリカ追従の批判もありますが、素材に関しては圧倒的な技術力。
一般の人には知られていないことですけど。
Posted by kyamaga at 2007年06月20日 07:59
選挙後は政局が動きそうですし、
小説にあらず大局を語るには、先手必勝の文庫本ということですか。
読了して、中・韓・朝の物言いに変化を感じて結構驚きでした。

「餅は餅屋に」 から 「どこのコメで餅作ってるんや?」
と、国民という名の消費者の意識も変わってきましたから、
噛み砕いて説明してくれるこういう人は
「イマドキ受けるヒト」なんでしょうね。

しかし麻生さん。
元々展望が明快で好きな人ですけど、歯切れがよすぎて
失脚しなければと心配なところも…。
Posted by イチカワX at 2007年06月24日 01:05
kyamagaさん、ありがとうございます。
・・・日本って、最近のTOB騒動を見ていても思いますが、
いいものもっているのに、
知っている人が少なすぎるというところなのでしょうか。
そして気づいた時には、
情報や技術力がごっそりもっていかれるとしたら・・・。
もう「知らない」で、済まされない時代なのでしょうね。

イチカワXさんも読まれましたか。
たしかに「イマドキ受けるヒト」なのでしょう。
ただ、それにのっかってるだけでは、
麻生さんを心配するまえに、
私たちみんなの生活が心配です。

年金問題も、やっぱり1年どころか照合に4年かかるという話ですし・・・。
Posted by どひ at 2007年06月25日 12:23